|
|
チップセラミックの短絡やオープン、リーク電流増大によるトラブルは、基板の面実装化がすすんだ頃に大発生したことがあります.
原因は、実装時または使用時の外部応力による、チップ内部のクラック(ひび割れ)でした.
故障状況から見て、これが原因ではないでしょうか?
実装機(マウンタ)の調整不良によって、実装の際にチップを強く押してしまう、
V溝やジョイントでつながった基板を分割する際に、基板が曲がってチップに応力がかかる、
基板の取り付け方法が不適、または機器の使用中に振動などでチップに応力がかかる、
といったような原因で、セラミックコンデンサのチップ内部に微小なクラックが入り
クラックから湿気が侵入して、部品不良が発生するということでした.
完全に部品が不良になるまで時間がかかるため、出荷検査では不良検出ができないので
製品回収といった深刻な事態になったメーカーもあったようです.
最近のチップセラミックは、クラックが入りにくいように厚味がつけてあり、断面が正方形のものが多くなっていると思います.
実装高を押さえるために薄いものを使う場合には、応力を加えないよう注意する必要があります.
コンデンサメーカーのカタログには、実装上の注意書きでふれているはずです.
|
|